ロタウイルスワクチン
ロタウイルスの予防接種は任意となっています。副作用等も踏まえて受けるか受けないかはご自身で判断する必要があります。
ロタウイルスとは
子どもの下痢や嘔吐が起こる病気で、胃腸炎の一種です。ロタウイルスの胃腸炎は水のような下痢が何度も続き、嘔吐も起こります。体内から水分と塩分がなくなり、脱水症状になることがほとんどです。乳幼児期にかかりやすく、ほぼすべての子どもが5歳までには1回以上はロタウィルスに感染するといわれています。感染力も強く、保育所などではあっという間に流行します。
予防するにはロタワクチンを接種することが最も有効です。
接種時期
ロタウイルスワクチンは生後6週から接種が可能です。初回は、生後3か月半までには受けるようにします。そのため他の注射とのスケジュール管理が大切になります。
ロタウイルスは注射ではなく経口ワクチン(飲むタイプのワクチン)となっています。接種後4週間は他のワクチンを受けることができません。すべての予防接種を受けるためにも、計画を初めに立てたほうがいいでしょう。
ワクチンを接種する際は、飲むタイプのワクチンのため吐いてしまうこともあるので、授乳後すぐではなく、少し時間をあけてから接種するようにしましょう。
ワクチンの効果
このワクチンを受けると、嘔吐や下痢症状が軽くなったり、点滴や入院などにならないことが多いです。脳症を防ぐことにもなります。
参考
2015/12/25 更新
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